
特許3834152(18.10.18)
特開平11-313700(11.11.16)
特願平10-137485(10. 5. 1)
| 特許権者 |
三和興産(株)、檜作 富美子 |
| 発明者 |
檜作 進、安部 淳一、大崎 繁満、末武 周一、柴沼 清 |
| 目的または効果 |
本発明は、かかる従来技術の欠点を解消するために創案されたものであり、その課題はL−アラビノースを構成糖の一部に含有する植物繊維から、L-アラビノースを特異的に、高純度で、しかも効率よく高収率で、更に二次分解反応が生じ難い非常に温和な条件下で酸加水分解することによって、副産物から生理機能的に優れており、又食品として安全なL−アラビノースを製造するための方法を提供しようとするものである。 |
| 特許請求の範囲 |
【請求項1】
植物繊維を0.01規定〜0.50規定のシュウ酸、0.01規定〜0.10規定の塩酸、又は0.01規定〜0.15規定の硫酸と接触させ、80℃〜150℃の温度で酸加水分解を行い、植物繊維に含まれるL-アラビノース成分を選択的に生成させることを特徴とするL-アラビノースの製造方法。
【請求項2】
植物繊維として、構成糖の一部に少なくともL-アラビノースを植物繊維乾物基準で10%以上含有する物を使用することを特徴とする請求項1記載のL-アラビノースの製造方法。
【請求項3】
植物繊維として、コーンスターチ製造時の副産物であるトウモロコシ粒外皮、トウモロコシ穂軸、小麦ふすま、大麦ふすま、えん麦ふすま、らい麦ふすま、米糠、脱脂米糠、てんさい繊維又はリンゴ繊維を使用することを特徴とする請求項1記載のL-アラビノースの製造方法。
【請求項4】
植物繊維の固形分濃度が3%(w/w)〜20%(w/w)の範囲である条件下で酸加水分解を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載のL-アラビノースの製造方法。
【請求項5】
酸加水分解溶液中に分解溶出される糖類の合計量が被分解物の乾物基準で30%以上になり、酸加水分解された単糖類の合計量に占めるL-アラビノースの割合が50%以上になる条件下で酸加水分解を行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれか記載のL-アラビノースの製造方法。
【請求項6】
酸加水分解液からL-アラビノース高含有液、キシロオリゴ糖又はガラクトオリゴ糖、及び不溶性残渣の区分に分割することを特徴とする請求項1〜5のいずれか記載のL-アラビノースの製造方法。
【請求項7】
請求項1〜6のいずれか記載の製造方法で得られたL-アラビノース含有液を水素添加する工程を含むことを特徴とするL-アラビトール含有糖アルコール溶液の製造方法。
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